宮城県公立高校の推薦入試について
宮城県の公立高校で実施されている推薦入試は
どのようなシステムで行われているのかご存知でしょうか?
意外と知らない方も多いようなので、簡単に解説します。
実施校および定員
推薦入試はすべての高校で実施しております。
<定員>
普通科 ⇒ 定員の30%以内(コース制は40%以内)
体育科・美術科 ⇒ 定員の60%程度
職業に関する学科・理数科・英語科総合学科 ⇒ 定員の40%以内
出願資格
次の条件を満たす人で、かつ中学校長の推薦を得た人が出願できます。
@当該学校・学科を志望する動機や理由が明白・適切であること。
A当該学校・学科に対する適性、興味及び関心を有すること。
B中学校の学習や生活に意欲的に取り組み人物が優れていること。
C調査書の記録について、その内容が「優良である」*こと。
*ここでいう「優良」とは、調査書の「各教科の評定」「観点別学習状況」「スポーツ活動、
文化活動、社会活動及びボランティア活動の特記事項」「特別活動」などの各記載内容について
その全て、または一部が優れていることをさす。
選抜方法
「学力検査」は行わず、中学校からの「推薦書」「調査書」(内申書)をもとに、
学校によっては「面接」「作文」「実技検査」の結果も合わせて審査が行われます。
中でも「調査書」にある「各教科の学習評定」(いわゆる内申点)は、
合否を大きく左右するので、早めの内申対策は不可欠になるでしょう。
推薦入試の状況
推薦入試枠は年々増加していて、昨年の全募集定員に対する
推薦合格者の割合は、約30%となっています。( 約3人に1人は合格。)
また全日制の推薦入試の競争率は1.5倍を越え、過去最高となりました。
これは、内申書が絶対評価に変わり、全体的に甘めについたために、
以前の合格基準に近い内申をとった志願者が増えたためと考えられます。
昨年までは、各中学校に推薦枠が設けられており、
中学校内で厳しい選考がありましたが、最近ではその枠が緩和され
ある程度の内申をとっていれば、誰にでも推薦入試のチャンスがあるのです。
推薦入試には学科試験はなく、全員に面接が行われます。
ですが、9教科の評定(内申点)で合否がほぼ決まるので、
日々の努力が必要といえるでしょう。
また、推薦入試を狙うには、内申対策はもちろんのこと、
小論文や作文の対策も必要になります。
推薦不合格の場合には、「一般入試」に再出願することができます。
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