宮城県公立高校入試 傾向と対策
宮城県公立高校の出題傾向を踏まえ、
各科目の対策のポイントをまとめてみました。
国語
現代文の長文読解問題対策から見ていきます。まず、中学校の教科書を丁寧に読み返すことから始めましょう。その際、小説など文学的文章については自分の感想を、論説文など論理的文章については本文の要旨を、ノートにまとめてみると表現力の訓練にもなる。余裕があれば、解説が詳しく記述問題中心の問題集に取り組もう。
漢字は、小中学校で学んだものが全て読み書きできるようにしておくこと。文法は、国語便覧などで基本を確認後、基本的な問題集に繰り返し取り組んでおこう。
古典は、現代語訳のついた問題集などを使って、平易で短い文章をたくさん読むことが大切。古文特有の語句や表現に慣れ、現代語訳無しでも大まかな意味や内容が捉えられるようにしておこう。
最後に作文対策であるが、200字程度の作文を数多く書いて、まずは書くことに慣れることが大切である。過去の問題や他県の入試問題なども参照して、いろいろな課題でどんどん作文を書いてみよう。
英語
何より教科書に復習を中心に、基本事項を幅広く確実に身につけよう。中学の学習範囲から偏り無く出題されるので、とにかく中一の教科書から順を追って復習するのが望ましい。単語の綴りや文法事項を確認しながら、教科書本文を何度も音読しよう。基本的な英文に慣れることが、速度速解力を養う上で最重要です。
また、本文中の表現を利用して、自分の身の周りの事柄を英文で書く練習もしよう。これを習慣化して簡単な英語日記をつけるようにするとなお良い。積極的に英語で表現する態度を養いたい。
教科書以外では、まず中学英語全般をまとめた標準的な問題集を一冊やり、自分の理解度をチェックしよう。できなかった問題は完全に理解できるまで復習すること。その上で長文読解や英作文の問題集、過去の入試問題に取り組み、応用力を養おう。
なお、リスニング問題に関しては、ラジオやテレビの初級レベルの英会話教材や、教科書ガイドのCDなどを利用するとよい。毎日継続して英語の発音に耳を鳴らすことが肝心だ。
数学
まずは、大問1,2の対策として、教科書の復習を中心とした基礎学習の徹底を図ろう。三年間で学習する各単元を丹念に復習し、自分の弱点を知り、それをカバーする学習を重ねよう。教科書に加え、実力に合った問題集を一冊選び、繰り返し学習することでさらに効果が上がる。
次に大問3〜5の対策として、関数と図形を中心とした総合題や、他の分野との融合題を数多くこなして行きたい。特に入試問題に多く見られる、前の設問がつぎの設問のヒントになるように作問された問題に力を注ごう。分野別問題集などを利用するのもいいだろう。
また過去数年間の入試問題にもしっかり取り組んでおこう。入試と同じ時間設定で、模擬試験ととらえて取り組むと、出題形式や時間配分などを体得でき、一層効果的だろう。間違った問題の再検討から、類似問題へと挑戦できれば、必ずいい結果が得られるだろう。
理科
第一に、幅広い知識が要求されるので、教科書を入試直前まで肌身離さず、常に知識の習得に努めよう。苦手な単元・領域を作らないようにする努力が大切だ。問われる知識事項は、教科書の範囲を超えることは無いので、教科書の内容は澄から澄まで全部覚えるくらいの意気込みが必要だ。
第二に実験観察のノートをきちんと作ること。特にその結果について、データの読み取り方、考察の仕方やポイントなどを自分に分かりやすい方法や書き方でまとめておくようにしよう。教科書のなかの実験観察のページには、考察すべき事柄は書かれているが、その結果については記述の無いものも多い。分からないところは先生に質問するなり調べるなりしてはっきりさせておこう。
第三に、記述式の形式をとる問題を、過去問などを使って使って十分に練習しておきたい。答えるべき内容(答え)は分かるのに表現しにくいというものも多く、普段から練習を積んでおかないと、本番でなかなかスラスラとかけない場合も多いだろう。
社会
資料の活用はそこから読み取らなければならない基本的知識が確実に理解できていてこそ可能となる。したがって、まずは教科書を中心に重要事項を繰り返し学習しよう。その際、教科書の資料や地図帳、年表、資料集など積極的に活用して資料の読み取り能力を高め、同時にグラフの作成や白地図作業など機会を見つけて行い、慣れておこう。
また、記述、論述問題に対応するためには、重要なテーマごとに、簡潔に文章でまとめる練習は欠かせない。地理では地図や貿易の統計を確実に押さえておくこと。歴史は時代の流れと特色をつかみ、産業や外交など、テーマごとの通史をまとめると良い。また、現代史の範囲も最後まで学習を終えておこう。公民は教科書で学習した知識を現実の社会との関わりの中でとらえ直し、時事性の高い問題や国際社会と関連したテーマは、日頃からニュースなどを通じて理解を深めておきたい。
最後に必ず過去の問題を解いて出題傾向をつかみ、自分の弱点を知り、再度確認しておこう。
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